東邦大学理学部東京湾生態系研究センター(風呂田利夫センター長)は、絶滅が危ぐされる干潟のカニ「アリアケモドキ」を、東京湾の内湾部で三十年ぶりに確認したと十七日までに発表した。
同センターよると、アリアケモドキ(甲殻類・スナガニ科)は、干潟のヨシや草本類が生えている場所にすむカニで、生息地は県内にはほとんど残っていないのが現状。県のレッドデータブックでは最重要保護生物に指定されている。
同大理学部の学生が今年五月から六月にかけて行った研究調査で、
市原市の八幡運河と椎津川河口域の水路から採取した。内湾部では、風呂田センター長が市川市の新浜湖で一九七八年に確認して以来だという。

2008年7月18日【千葉日報ウェブ】